「加納 光」の Blog
「ふと感じたこと」
2016.01.07
才能
By Kanou Hikaru
「誰かに助けてもらう」という才能
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50代なかばのビジネスセミナー講師が、これから日本を背負ってたつ若い人たちに思うこと。
それは、誰もが「何かの天才だ」ということ。自分の才能を、よぉ〜く考え思い出しておいて欲しい・・・ということ。
最近の若い人は「英語」「数学」「国語」「理科」「社会」という基本5教科が得意でなければ「人間としてのレベルが低い」なんて思い込んでいる人が多いようですが、そうじゃありません。
タウンページという「職業別電話帳」があります。タウンページを見てみると、こんなに多くの職業があるのかとビックリするはずです。給食の配膳が上手でコックになった人。体育の時、号令をかけるのが上手で、その才能を活かしてサラリーマンの管理職をしている人。抜け道を探し出すのが上手で、その才能を活かしてバイク便のドライバーになっちゃった人。夜更かしが得意で、その才能を活かして「ビルの警備員」になっちゃった人。世の中には「色々な才能」があって、それが職業として成り立っているのです。「
大学や専門学校で専門分野を学んでみたけれど、今ひとつパッとしない」とか「大会社に就職できなかったから自分はダメな人間だ」などと自己暗示をかけて、自分勝手に落ち込む必要などありません。時々「本当に自分には才能というものがない」と言う人がいます。
色々な会社の経営者に出会えるコンサルタントという仕事をしていると「世の中の社長さん」の中に「本当に才能がない人」が多い事実にも気づきます。「誰かに助けてもらわなきゃ生きていけない。だから、仲間に助けてもらう度に感謝できる」と考えることのできる「才能」ってものが存在するんです。世の中には「本当に自分には才能がない人」ほど「社長」という仕事にむいているという事実もあるのです。
じゃぁ、社長が何もせずに、ただ「何かをしてもらうだけでボーッとしているのか?」というと、そうじゃありません。「こういうことで困った時は、○○さんに聞いたら良いよ」「そういうことで困った時は、××さんに相談するのが一番だよ」・・・といった風に「みんなの凄いところの案内役」のようなことを必死でがんばっていたりします。そういう才能っていうもの世の中にはあるんです。
ここで紹介したように「人とかかわる時に見え隠れする自分の才能」が「未来を輝かせる自分の職業になる」という事実を理解しておいて欲しいのです。タウンページには「職人技」をもった人が驚くほど紹介されています。
ここで気を付けて欲しいのは「自分の才能を職人技にするために、一時期、徹底して職人になる修業をしなきゃいけない」ということだけ・・・これさえ理解しておけば何も怖いことはありません。・・・
というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。
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