「加納 光」の Blog
「ふと感じたこと」
2016.01.13
リア充
By Kanou Hikaru
ゴキゲンをプレゼントする
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50代なかばの「コンサルタント&ビジネスセミナー講師」を仕事にしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。
「心を砕いて突き合える仲間や、恋人ができない」という人が最近増えてきているようです。「淋しくないですか?」と直球の質問をしてみると「ネットゲームなどを楽しむ友だちがいるから、そうでもない」とおっしゃる。
しかしながら、突っ込んで話を聞いてみると「強がり」を言っているだけで、本当のところは「やっぱり淋しい」というのがホンネのご様子。「バーチャルなら面倒なことにならないけれど、リアルは面倒だから・・・」というのが、そういう人の言い分だ。
淋しいなら、心を砕いて突き合える仲間や、心を開いて生きていける恋人を作れば言いじゃないか・・・と思う。しかし「リアルな世界」では相手を傷つけたり、自分が傷ついたりした時に逃げられないからバーチャルが良いんだとおっしゃる。
何よりも「リアルな世界」で「本当の仲間」や「本当の恋人」を作る方法を知らないから一歩が踏み出せないのだと言う。こういう話を聞くと、そんなものか・・・と思いながらも、少し切ない気持ちになる。
「リアルな世界」で「本当の仲間」や「本当の恋人」を作る時に大切になることは「ギブ アンド テイク」ということ。つまりは「先に相手に与えよ」ということがポイントになる。もっと噛み砕けば「何かをしてもらうこと」を考える前に「自分に何ができるか」を考えるということだ。
たいしたことをする必要はない。「あなたと一緒にいると楽しい」とか「あなたと一緒にいると元気になる」とか「あなたと一緒にいると頑張ろうと思える」とか、相手がそう思ってくれるだけで充分なのだ。
「あなたのゴキゲン」を「相手に、ちょっと分けてあげる」だけで良い。「あなたの元気」を「相手に、ちょっと分けてあげる」だけで良い。「あなたの努力する気持ち」を「相手に、ちょっと分けてあげる」だけで良い。そんなんで充分だ。
逆に「相手を利用しよう」とばかり考えるとロクなことはない。日本人は「察する民族」だから、「先に相手を利用しよう」と考えている人の気持ちを察して、ドンドン周りから人が去っていってしまう。
こういうふうに、「大切な人」と「リアルな関係」を作る時に気を付けて欲しいことがある。それは、どんな状況になろうとも、絶対に「○○してくれない」とか「○○してもらえない」とか考えないこと・・・
うまく行かない時は「自分が先に相手を利用しようと考えたことがバレちゃったんだな」と考えること・・・ これさえ注意しておけばドツボにハマってしまうようなことはありません。そして、こういう姿勢を貫き通すことを「ギブ アンド テイク」というのでしょう。
・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。
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