「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」




2016.01.18

勇気

By Kanou Hikaru


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練習中は失敗するのが 当たり前


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50代なかばの「コンサルタント&ビジネスセミナー講師」を仕事にしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

「何をやっても怒られてばかり」という人が最近増えてきているようです。「何をやっても?」と直球の質問をしてみると「はい」とおっしゃる。「どういうふうにしたいの?」と質問をすると、「わかりません。どうすれば良いですか?」と逆に質問されることになります。

「何でも良いから、ひとつずつ手を付けてみれば?」と言うと「何をすれば良いですか?」と聞いてくる。多いんですよねぇ・・・こういう人・・・何をするにしても「一歩を踏み出せない」って人・・・

こういう人は「学校のルール」を「仕事に持ち込んでいる人」です。学校の勉強が「クイズ大会」なら、仕事は「サッカー」・・・それくらい違っています。当然「ルール」も「評価基準」も違っています。

確かに勉強では「間違ってはいけない」というのが最優先されました。でも仕事は「技術力が高い人が早く最良の判断をする」ということが評価基準になっています。まず「技術力」を高めなければなりません。サッカーでも仕事でも「練習」しなきゃ「技術力」は向上しません。

次に「自分で判断をすること」が大切になります。「正しいか、間違っているか」よりも「自分で判断すること」のほうが重要とされているのです。なにより、仕事は「期限内であれば、何度やり直しをしても良い」のです。

ですから「間違わないこと」にこだわっていると全てが裏目に出ます。仕事って「全てが技術」です。コピーをとるのも技術。電話対応も技術。書類を作るのも技術。企画をするのも技術ですから、どれもこれも練習しなきゃ上手にならないんです。そして「練習中は失敗するのが当たり前」です。

ピアノを弾く・・・といったことも技術です。ピアノを弾けない人が、急にピアノが弾けるようになるようなことはありません。練習しなきゃピアノは弾けません。結局、練習中に間違いながら修正をかけていくこと以外に上達の道はありません。だいいち、仕事に裏技なんて存在しないんです。

何も練習していない人が「オリンピック」で優勝する「裏技」なんかが世の中に存在したら、それこそ「たいへん」です。オリンピックが全くおもしろくないものになります。仕事も同じです。裏技がないから成功する人が凄いんです。

サッカーにも仕事にも「絶対的な正解」というものはありません。最良を選んで「勝負に勝つ」・・・ ルールはたったこれだけです。「正解だったけれど、勝負に負けた」では、競合企業との勝負が基本の「仕事」においては「負け」でしかないのです。

そもそも「クイズ大会」のように「正解ありき」で「サッカー」のような仕事を進めることはできません。「最良」を探し出すのが「サッカー」や「仕事」・・・そして「恋愛」の基本です。サッカーや仕事や恋愛に絶対的な正解なんてないんです。だから「最良」を自分で探し出すしか道が残されていない・・・

こういうふうに「一歩を踏み出す時」に気を付けて欲しいことがあります。それは、どんなことを始める時も「100回くらいの失敗は当たり前」と考えること。絶対に「失敗せずに正解を探そう」などと考えないこと・・・

うまくいかない時は「工夫が足りないだけなんだな」と考えること・・・ これさえ注意しておけばドツボにハマってしまうようなことはありません。そして、こういう心の持ち方を、きっと「勇気」というのでしょう。

・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。

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まず 売れる人を 育てる
それが 成功の秘訣


 
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