「加納 光」の Blog
「ふと感じたこと」
2016.02.05
潜在能力
By Kanou Hikaru
手抜きしておいて モンクいっちゃダメです。
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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」を仕事にしている、言わば「うまくいく勉強会の おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。
「うまくいかないことばかり」「悩みがたくさんある」という人には共通項があります。共通点じゃありません。そういう人たちに「ほとんど例外がない」から共通項と呼んでいます。ハッキリ言ってしまえば「イヤなことは、止めれば良いのに」・・・ということ。
こう言うと多くの人がカン違いします。「イヤなこと」を避けて通ろうと言うと「自分に厳しいことを言う人を避けよう」とするんですね。これは大きなカン違い。注意してくる人を、どれだけ避けて通っても、注意されちゃうことは他の人から必ず注意されてしまいます。
私が言っているのは「イチイチ注意されること」は、どうせイチイチ注意されるんだから、注意されないように動けば良いじゃないか・・・と言っているのです。注意されるのがイヤならば、注意されることを止めてしまえば良いのです。
それを「自分は注意されることを続けるけれど、何とか注意去れない方法はないだろうか?」などと悩んでいる人が非常に多いのです。他人の家に土足でドカドカ上がって行ったら注意されます。その時に注意した人を怒っても仕方がありません。
だったら、次からは靴を脱いで上がれば、靴を脱がずに土足で上がって来たと注意されるようなことはありません。自分では、たいしたことじゃない・・・と思っていることでも、他人にとっては凄く重要なことは、世の中にたくさんあります。
つまりは「自分が大したことじゃない」と思っている感覚を捨てちゃえば良いんです。これは、逆の例も多くあります。自分が大した才能じゃない・・・と思っているようなことでも、他人から見たら天才だと思うような才能があるものです。
それを「たいした才能じゃない」と思い込んでいる。この「たいした才能じゃない」と思い込んでいう自分の「思い込み」を捨ててしまえば、驚くほどうまくいくのです。ほとんどの場合が頼まれごとを引き受けたら見つかります。
人間、自分の能力って自分じゃ理解できていないことが多いのです。しかし、これが他人の目を通すと色々なことが見えてくる。頼まれごとって、才能がなさそうな人には依頼がないんです。そりゃぁ100発100中ではありません。
しかし、ほとんどの場合が「けっこう上手にできるようになっている」のです。人は頼まれごとを引き受けた時に「潜在能力」が開花するのですが、多くの人が、こういうチャンスを棒に振るんです。一生懸命にやれば良いのに手抜きをする。
手抜きをしておいて「自分には才能がない」などと言うんですね。そういう人ほど多くの悩みを抱えています。あれをやってもダメ・・・ これをやってもダメ・・・ 自分には何も才能がないんだ・・・ なぁ〜んてね。
しかし、そうじゃないんです。元を正せば、結局、潜在能力があるのに手抜きをしておいて、ブーブー言っているだけ・・・ もったいないですね。どうやら、何かを頼まれた時に「面倒だ」と思うらしいのです。才能が眠っているのに・・・
才能が眠っているのに、手抜きをして、うまくいかない。そして、うまくいかないから、才能がない・・・と悩む。もう、イチイチ悪循環です。こういう人ほど多くの才能を眠らせたまま、色々なことに悩んでいらっしゃる。
「手抜きをしておきながら、うまくいく方法があるはず・・・」などと思っていると、何をやっても上手くいきません。そりゃぁそうです。「手を抜く」という自分の感覚が、自分にイヤなことを運んでいることを理解しなくちゃ自分がソンします。
うまく行かない時は「自分の中の手抜きが、面倒なことを引き寄せていないか?」と考えること・・・ これさえ注意しておけばドツボにハマってしまうようなことはありません。そして、こういう習慣を意地になって続ける人のことを「本当の意味で要領の良い人」というのでしょう。
・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。
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