「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」




2016.02.17

イジメ

By Kanou Hikaru


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イジメられる人の責任


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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」言わば「うまくいく勉強会の せんせぇ」という仕事をしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

失敗した時に、いちいち「いいわけ」をする人、いちいち「責任転嫁」をして、自分は悪くないと言い張る人が随分増えてきました。周りの誰が見ても「その人」が悪いとわかっている時でも、絶対に「自分は悪くない」と言い張る・・・こんなに「みっともないこと」はありません。

世の中では色々な事件が起こっています。イジメをしている人間に腹を立てた「イジメられている人間」が逆ギレをして、今まで散々イジメをしてきた連中に殴りかかったら、逆に「暴力だ」と訴えられる・・・ そんなバカな話が会社の中でもまかり通っていたりします。

古来の日本的な言い方をすれば「礼節を忘れている」といった話になるのでしょう。悪い人が悪い。良い人は良い。これが「礼を重んじる」ということです。それが「要領が良ければ間違ったことをしても正しくなり、要領が悪ければ正しいことをしても間違いになる」・・・

そういう「礼節を欠いた世の中」ですから、イイワケをしたくなるのも責任転嫁をして自己防衛をしたくなるのも理解できないことはありません。そこで「運が良い」とか「運が悪い」という話を持ち出すことになるのでしょう。

しかし、冷静に考えてみると「やっぱり、正しいものは正しく、間違ったものは間違い」なのです。そもそも「イジメる人」は悪い。それは当然のことながら「イジメられる人」も悪いのです。「イジメられる人」は「親の顔色」「先生の顔色」「上司の顔色」ばかり気にしている人がほとんどです。

確かに「親が喜べば子どもも嬉しい」という道理は当然の話です。親が期待しているように子どもが勉強やスポーツでグングン伸びれば親が喜ぶのは当然・・・しかし、そんな人なんて世の中に5%もいないだろうと思います。つまり、ほとんどの人が「過度な親の期待を裏切ること」になります。

親の過度な期待を裏切った・・・そう思った子どもは自分を卑下して自分自身の可能性のタネを潰すクセを身に付けてしまっているようです。勉強ができない自分、スポーツなどができない自分が存在していることを「過度な期待をする親に謝罪する子ども」・・・そういう人がイジメの対象になっています。

確かに、こうなってしまうのは親のメンツのために過度な期待をする親の責任も大きいのですが、マナーやエチケットと同じで「社会人」になった人は「大人の顔色ばかり見てビクビクしているとイジメに遭う」という事実を自己責任で把握しておく必要があります。

親と子は生まれた時代も性格も違っています。子どもは過度な期待をする親の価値観に縛られて生きる必要はありません。相手が「先生」や「上司」でも同じです。あまりにも過度な期待をする親や先生、上司の顔色をうかがってビクビクしながら生きる必要なんてまったくないのです。

こういう話をすると「大人の言うことに耳を貸す必要は無いんだな・・・」などと都合の良いことを考える人が出てきそうですから、一応、念を押しておきたいと思います。「自分のメンツにこだわって、過度な期待をする大人の言うこと」は聞かなくて良い・・・私はそう言っています。

仕事をするようになったら「多くの人から感謝を集める。その集まった感謝が給料となって手元に届く」・・・ これは不変の事実です。ですから「多くの人から感謝を集めようとしている大人・自分のメンツにこだわらない大人の言うこと」はしっかりと聞き入れてください。私は相手を区別して付き合いなさいと言っているだけです。

そういう大人は、あなたに対して「上司である自分を喜ばせて欲しい」などとは言いません。「あなたが多くの人を喜ばせて、感謝をたくさん集められると良いね・・・」と願っているはずです。ですから、そういう人の言うことを聞いて「自分が多くの感謝を集めるため」すなわち「自分のため」にガンバれば良いのです。

自分の周りに、できるだけ多く「自分のメンツになどこだわらない大人・多くの人を喜ばせて感謝をたくさん集めている大人」を近づけてください。こういう大人は「イジメをする人」が大嫌いです。あとは多数決の問題・・・ イジメをする人が多くいる場所にいれば、イジメられるのは当然です。

イジメを嫌う大人が大勢いる場所に自分がいれば、一生懸命にガンバっているあなたをイジメる人はいなくなります。当然、手抜きをしない大人の中に入るのですから手抜きをしていては「仲間はずれ」になってしまいます。そこだけは、絶対に忘れないでください。

何だかよくわからないけれど「イジメられる」とか「ムリ難題ばかり言われる」と、仕事で落ち込んでばかりいる人が、やらなければならないことは「周りにいる大人を区別して付き合うこと」・・・たったこれだけです。過度な期待をしてくる大人を喜ばせず、自分が感謝されて自分が喜べるようにガンバる。

そういう環境で仕事をしているうちに「イイワケ」や「責任転嫁」をすることがバカらしくなってきます。自分のメンツにこだわらない大人・周りから多くの感謝を集めようとしている大人は「イイワケをしない人」「責任転嫁をしない人」ほど目をかけて応援してくれるからです。

イジメに遭ってしまう時は「自分のメンツ」にばかりこだわり、過度な期待をしてくる大人を遠ざける・・・ これさえ注意しておけばドツボにハマってしまうようなことはありません。そして、こうやって「本当の大人の仲間入りをすること」を「環境を変える」というのです。

・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。
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