「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」




2016.02.21

BBQ

By Kanou Hikaru


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和を以て貴しと為す


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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」言わば「うまくいく勉強会の せんせぇ」という仕事をしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

「遊び心が大切なんだ」といった言葉を聞いた事があると思います。しかし、その真意を説明する大人が随分と減ってしまったので、この「遊び心」という言葉の意味を理解している若い人が減ってしまっているようです。

「遊び心」という言葉を説明するには、そもそも「なぜ勉強をしなければならないのか・・・」というところから説明する必要がありそうです。今の時代のいわゆる「お勉強」と、ここでいう「本当の勉強」は意味が違っています。

今の時代の「お勉強」で話をするなら「お勉強の名人」より「遊びの名人」のほうが「社会で活躍するんだ」・・・という結論に至ってしまいます。人は古来から「食べるため」「眠るため」に「勉強」をしてきました。

効率良く食べ物を手に入れる。安心して眠れる場所を手に入れる。自然に恵まれた古代の日本人が行き着いた結論は「村」を形成するということ。そして「得意なことを得意な人が人数分がんばり合う」すなわち「和を以て貴しと為す」という「村を活性させる法則」が生まれました。

こうやって「自分が得意なことを人数分がんばる人=名人」というものが誕生します。名人は調子に乗って「その村では誰とも勝負にならないくらい、1つのことについての名人」になったです。誰もが「あなたのお陰で助かる」とお礼を言うようになります。

お礼をいわれたら仕事に誇りを持てます。仕事が楽しくなります。夢中になって「もっと自分の技を磨いて多くの人から素晴らしい人だ」と「尊敬を集めたい」と思うようになります。名人は「村人の生活が自分の得意技で豊かになるように、いかに自然と共有するか」を研究しました。

人の数だけ色々な名人が登場します。「布を作る名人」「魚を釣ってくる名人」「狩をして動物を捕ってくる名人」「家をつくる名人」・・・ こうやって「食べるため」「眠るため」に続く3つ目の「生活を豊かにするため」という目的の「勉強」が生まれました。

このように「大自然の恵の中」で「より美味しく食べるため」「より安心して眠るため(住居を得るため)」「生活を豊かにするため」に行われてきたものが「本当の勉強」です。ご理解いただきたいことは「大自然の中で生きる」ということこそ「本当の勉強」の目的だった・・・ということです。

美味しく料理を作るためには「分量」を把握する必要が出てきます。だから「算数」を勉強したのです。魚を多く釣ってくるためには「天候」や「季節」を把握する必要が出てきます。だから「理科」を勉強したのです。

美味しい食材を揃えるためには「猟師」が「猟場」を把握する必要が出てきます。だから「地理」を勉強したのです。村の名人の連携を深めるためには「コミュニケーション」が大切になります。だから「国語」を勉強したのです。

このように「美味しい料理を作りたいから算数を学ぶ」という「欲望・要望」が先にあって「必要な勉強がある」ということが大切で、先に「自然の中で自分が夢中になること」があって「もっと上手になりたい」と思ってこその「勉強」という位置づけを忘れてはならないように思います。

つまり「困るから学ぶ」「困ってから学ぶ」からこその「勉強」なのです。最近では「算数ができるなら、美味しい料理も作れるだろう」といった具合に「先々困らないように学んでおこう」とする風潮があります。こんなに面白くない勉強はありません。勉強するほうも「イヤイヤ勉強すること」になります。

イヤイヤ勉強しているうちに「無気力」になります。それがエスカレートすると「ひきこもり」になってしまったりすることもあると言います。そういう傾向のある若い人は「遊びは悪いこと」と考えているようです。これがいけない・・・ 「遊び」は「学びの原点」です。「遊びを楽しむ心」があってこその「学び」です。

ここでいう「遊び」は「ピコピコゲーム」ではありません。「大自然の中で何かを夢中になって面白がる」のが「本当の遊び」です。「大自然の中での遊び」は「体力と集中力」を養います。こうやって遊ぶ人ほど集中力が高いので読書も勉強も苦になりません。私が「田舎暮らし」にこだわっているのも、こういう「遊び場」が手元にあるからです。

日本人は「大自然」から「体力と集中力を高めるエネルギー」を吸収するようにできている・・・そう思っていたところ、その通りだという話を筑波大学で遺伝子工学を研究されている名誉教授から聞くチャンスを得ました。今では、アウトドアの遊びこそが「勉強の原点」・・・ そう確信しています。

実際、世の中で活躍している人の多くは「アウトドア遊び」が大好きなようです。1番多いのは「ゴルフ」なのでしょうけれど・・・ 他にも「沖縄」や「ハワイ」にしょっちゅう遊びに行っている・・・なんて人も少なくないようです。ニワトリが先か、タマゴが先かと考えると、やっぱり「遊びが先」のように思います。

何だかよくわからないけれど「やる気が出ない」とか「仕事に集中できない」という人が、やらなければならないことは「自分が夢中になれるアウトドア遊びを探し出す」・・・たったこれだけです。私は「BBQ」が大好きです。どうやったら「美味しく食べられるか」を研究し始めると、もう夢中になります。

そういう「遊び」をしているうちに「仕事」も楽しくなっていきます。「そうか、こうすれば良いのか」という「遊びの閃き」が面白くて「もっと閃きたい」と思うようになります。その「閃きの習慣」が仕事で煮詰まった時にも同じように閃きを引っ張ってくるようになってくるのです。

やる気が出ない・モチベーションが上がらない・・・そういう時は「自分が夢中になるアウトドア遊び」を見つけ出し遊びまくる・・・ これさえ注意しておけばドツボにハマってしまうようなことはありません。そして、こうやって「遊びの閃きを仕事に活かすこと」を「仕事を遊ぶ」というのです。

・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。
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