「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」




2016.02.25

How do you make tomorrow?

By Kanou Hikaru


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明日を つくる


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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」言わば「うまくいく勉強会の せんせぇ」という仕事をしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

「いちいち指示をしなければ、新しいことに挑戦しようとしない」・・・世の中の多くの上司が、こういうふうにボヤいています。その風潮は年々エスカレートしていく・・・「存在感のある人が減ってしまった」 こういうふうにボヤく上司も大勢います。

経済が年々成長していく「高度経済成長期」・・・映画「オールウェイズ3丁目の夕陽」世代の私たちと、バブル経済が崩壊して「経済が成長しなくなってから、就職を考え始めた世代」に心理的なギャップがあることは否めませんが、あまりにも「元気の無さ」が目立つようにも思います。

ここ10年で「ビジネスセミナーの内容」も大きく変わっていきました。10年前までは「乱暴なケンカ腰」で指導したほうが良い成果が上がりました。「売られたケンカなら、買ってやる」という気概のある人が多かったのでしょう。そういう世代が、今では30歳を越えています。

当時は「テキスト無し」「世の中の現実を教科書に、時代の流れや、現場の空気を読み取る」というセミナーをしていました。しかし、10年ほど前から、そういう「ケンカを売るような、いわゆるテキストブックのないセミナー」に受講生が拒否反応を示すようになりました。

セミナーは「テキストブックに書かれている内容」を「まず理解」して、その内容を淡々と消化していくものでなければ「おかしい」・・・ 受講生がそう考えるようになったのです。それならば「テキストブック」を作って対応しようじゃないか・・・と動きを変えました。

とはいえ、伝えることの「根本」は何も変わっていません。今の人たちは「理解しないと動けない」のです。動かない・・・と考えている人も多いのですが「動けない」のほうがニュアンスは正しいようです。ならば「先に理解させてしまえば良いだけ」というのが私たちが出した答でした。

確かに、今の若い人たちは「ムダだと思うこと」には一切興味を示しません。「余計なエネルギーは使いたくない」という「省エネ」を1番の「価値観」にしている人が多いようです。それが悪いことだとは思いません。誰しも「効率の良さ」を望むのは普通の感覚でしょう。

しかし、その「ムダだと思うこと」「余計なことをしない」という「無気力さ」が、最も自分の評価を落すことを知らずに「省エネ」にこだわっている姿・・・ その様子が、成功者の研究を25年し続けてきた人間には、何とも「こっけい」に映ってしまうのです。

出版された本が台湾と香港で翻訳出版され、台北と香港に講演会に行った時の話ですが、講演会の翌日はオフ。そのオフ日に観光をしてくださいいうオマケ付きの招待だったのですが、現地の若いガイドさんから、こういうふうに質問をされました。「How do you make tomorrow? 」

「What do you do,tomorrow?(明日、何をすることで時間を消化しますか?)」ではなく「How do you make tomorrow?(明日の楽しみを、どういう風に作り上げたいですか?) 」・・・ 似ているようですが、この違いは恐ろしく大きいものです。この言葉を聞いた時、身体中に電気が走ったような衝撃を受けました。

「明日をダラダラと過ごすこともできるけれど、明日は作ろうと思えば自分で作れるんだ」そう思いました。「明日」という言葉は「今日」に置き換えても、「今」に置き換えても、「人生」に置き換えても良いのです。作ろうと思いさえすれば、人生だって今日だって「作れる」のです。

いまの日本の若い人ほど「「What do I do,now?」と考えて、ダラダラと行動することで周りからの評価を落しています。これを「「How do I make now?」に置き換える。たったこれだけで、自分に対する周りからの評価がグングン上がっていきます。

1度、口元でつぶやいてみてください。「今日1日、どうこなしていこうか・・・」というのと「今日1日、どんな日を作り上げようか・・・」というのでは「ワクワク感」が全く違っていることに気づいていただけないでしょうか? ビジネスセミナーでチラリと話をするネタを、今日は紹介してみました。

なんだか「やる気」が出ない・・・ そう思ったら、小さな声で呟いてみてください。「今日1日、どんな日を作り上げようか・・・」「残りの時間、どんな時間を作り上げてやろうか・・・」 ちょっと呟いてみる。たったこれだけで、あなたは「自分の人生の主人公」になってしまいます。

・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。
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