「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」




2016.03.05

バレンタイン

By Kanou Hikaru


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悔しかったらジタバタするんだ


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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」言わば「うまくいく勉強会の せんせぇ」という仕事をしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

社会ってところは「心にスリ傷がつくことバッカリ起こる」ものです。「うまくいかないことバッカリ起こる」ものです。そこを「色々もがいて、自分のキャラで抜け切るしかない」のです。「周りの人の評価」を素直に受入れなければ、何も先に進まないのです。

そして「人間」ってものは「困ってから、進化すれば何とかなる」ということも理解しておかなければなりません。若い人は「すぐにヘコんでしまう」「ヘコんだら、身動きがとれなくなる」といった傾向が非常に多くなっているように思います。

最近「おかしいなぁ・・・と思っていた謎」がやっと解けてきました。それは「学校」という場所での「大人の対応の変化」・・・ 学校の先生だけが悪いわけじゃありません。学校は「PTA」・・・「Parents(親)」と「Teacher(先生)」の連携(Association)で教育方針が決まっています。

ビックリしたのは「バレンタインデー」です。「女子は、学校にチョコレートを持ってきてはいけない」「学校にお菓子の持ち込みは禁止」・・・ しかし、これはタテマエ・・・本当は「チョコレートを もらえない男子が傷つくから」・・・といった環境を大人が作っているのだそうです。

小学校では「バレンタインデー」という「1番の社会勉強の日」を「無かったこと」にしてしまっているのだそうです。中学校でも同じ。ヘタをすると高校でも禁止されている学校があるとか、ないとか・・・ そういう青春時代を大人が作り上げてしまっている。

就職活動をしている男子学生さんの「ほとんど」がチョコレートをもらえなくて「悔しい思い」をしたことがない・・・ 女子学生さんの「ほとんど」が男子からアプローチされたことがない・・・ 今の学生さん・・・ 何が楽しくて大学に行っているんだろう?と不思議に思いました。

私は、50代なかばですが、私が育った「オールウェイズ3丁目の夕陽世代」は、いまほど日本中が裕福な環境ではありませんでしたが、バレンタインデーは小学校で大盛り上りでした。担任の先生にラッピングした「チロル・チョコレート」をあげる女の子もたくさんいました。

先生も「お返し」をホワイトデーに渡していました。「チョコレートがもらえる」なんて男子は「男女合わせて45人のクラス」に「1人か2人」しかいませんでした。スポーツがムチャクチャできる子か、勉強がムチャクチャできる子だけの特権・・・そういうものでした。

ベビーブームだったこともあり、1世代の人口が非常に多く、学校のクラスは1クラス45人が当たり前・・・ 学校もギュウギュウ詰めの状態・・・1クラスに男子と女子が22〜23人ずつ・・・ それでも「22人の男子の中の20人は指をくわえて己の評価を知る」という結果になっていました。

当然、私なども「禁止などされたいない環境」の中でも「チョコレートなんぞ、もらえる対象にならないほう」に入っているのです。そこで、対象外の多くの男子たちは色々考えるわけです。「音楽やったらモテるんじゃないか?」とか「面白いヤツになったらモテるんじゃないか?」とか・・・

「女子のほうから告白しない対象・・・ってことなら、こっちからガンガン告白しちゃえば良いんじゃないか?」とか・・・ 女子だって「モテる子」ってのは限られてきます。そこで考えるんです。「お世話好き」ならモテるんじゃないか?とか、色々と・・・

それも、カンタンに何とかなるってものではありません。そうやってジタバタしているうちに「スポーツと勉強」以外の「自分の強味」が見つかるわけです。こうやって、やっと見つけた「何とかモテそうなパターン」が「自己PRのポイント」になるのです。それ以外は役に立たない・・・

就職試験の面接官に話を聞いてみたら「恋人がいる」というだけで、大きなプラスポイントになっているんだそうです。ヘタをしたら「アルバイト先で活躍した」なんて話を聞いたら、もう「合格ラインだ」という面接官もいらっしゃる・・・ 確かに、こうなってしまうのは「大人」が悪い・・・

こんなことを、就職活動をするようになってから「あわてて探し出そう」としているのですからタイヘンです。とは言え、そこがクリアできていないと就職活動で煮詰まってしまいます。さらに言えば、就職してからも煮詰まってしまうのです。

じゃぁ、みんなダメじゃん・・・ ということはありません。必ずあるんです。探しさえすれば・・・ 問題は「本気で探しているかどうか」ということ。頼りない男が増えたとか、強い女性が増えたとか・・・色々な話がありますが、本気で「どうやったらモテるのか?」を考えていないだけです。

「おぢさん」は、若い人たちに、もっとジタバタして欲しいんです。ジタバタしているうちに「キャーキャー言われたり、チヤホヤされること」が「愛されることではない」ということが身体でわかってきます。「ダメな人だねぇ・・・放っておけないよ・・・」と思われることが「愛される」ということ・・・

そういう「世の中の本当のところ」がわかってくるのです。愛される人は「ジタバタしている人」です。「ジタバタしている人」は「ジタバタしている人に共感される」のです。これが「愛し合う」ということ・・・ ジタバタしたことがない人には、ジタバタした人の気持ちがわかりません。

ジタバタすれば「愛される」のです。ジタバタしていれば「愛すること」がどういうことかがわかってきます。その「ジタバタする」ということ「そのもの」が「自分の強味だ」ということもわかってきます。「おぢさん」は、若い人たちに、もっとジタバタして欲しいんです。

・・・というのが「50代なかばの おっちゃん」が25年間「多くの成功者の特徴」を研究し続けて見つけた「誰もが成功する秘訣」だったりするのです。試行錯誤の実験で確認してますから、けっこう当たっているんですよ。

この話・・・ 心底、落ち込んだ体験があり、そこから自力で自分の周りの環境を変えようと、ジタバタした経験のある大人にしか共感できない話かもしれません。しかし「いいね!」をクリックする大人がいらっしゃった時には「このおっちゃんの話・・・まんざらウソでもないんだ・・・」と思ってください。
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