「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」



2016.03.08

ジャイアン

By Kanou Hikaru

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「お前のものは 俺のもの」

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先日から「どうして、あなたは人が困っていたら 自分の都合を放り出して 走って助けにいくのですか?」などと、数人から聞かれたのです。毎回、毎回、同じ話をしているのですが・・・ 「そういう話に同調してくれる人って、少ないですよね」と、これまた毎回、毎回、言われてしまう「ありさま」です。

私は「高校に入学してすぐ」〜「大学1年で怪我をするまで」の間、ラグビー部に所属しておりました。忘れようにも忘れられない事件が高校1年の夏休みの合宿の時に起こりました。ちょうど、夏の「虫の声」が聞こえる季節のことです。

合宿先で、2年生の先輩の「財布」が無くなってしまったのです。3年のキャプテンと副キャプテンの2人が「絶対に見つけ出せ」と全員を集めて言いました。そこから3時間、宿泊先や、練習場などを部員全員で探しまくりました。

マネージャーから「休憩ですよ」と声がかかり、食堂に全員が集まりました。そこでキャプテンと副キャプテンが、こう言ったのです。「練習よりも財布を見つけることを優先する。見つかるまで探すぞ・・・」

財布を無くしてしまった2年生の先輩は「もう 良いですよ・・・」と半泣きで言いました。すると 普段静かな副キャプテンが烈火の如く怒りだし、大きな声で言いました。「お前のものは、俺のもの。俺のものは俺のものだ。俺が 俺のものを探して 何が悪いんだ?」

わかったような、わからないような理屈ですが・・・ そこでキャプテンが、全員にこう言ったのです。「ONE FOR ALL & ALL FOR ONE! 日本語に訳すと お前のものは俺のもの。俺のものは俺のものだ。いいか、だから みんな自分の財布だと思って必死で探せ!」

それまで「お前のものは俺のもの。俺のものは俺のもの」という言葉は、ガキ大将が、他人のオモチャを取り上げるために使う言葉だと思い込んでいましたが、そうではありませんでした。「仲間が困っているのなら、本気で親身になれ!」という意味だったのです。

結局、財布は見つかりませんでした。結果どうしたのか? 全員がカンパをしたのです。2年生の「財布を無くした先輩」は「いりません」と言いましたが、「お前の金は、俺の金。俺の金は 俺の金だ。だから、お前が使える金がないってことは、俺が困るんだよ」と また「例の道理」でキャプテンと副キャプテンが、その先輩を「力ずく」で納得させてしまったのです。

こういうチームでしたから、日本でトップというようなところまでは行きませんでしたが、そこそこ強いチームが出来上がり、全国大会の花園には行くことができました。「おまえが面倒なところは俺が引き受ける・・・」全員が、あの事件から、いつも「そういう感覚」で動いていたからです。


お陰さまで、私には、いま、そうしたくなる「仲間」がおります。ですから、どうして、あなたは人が困っていたら 自分の都合を放り出して 走って助けにいくのですか?」と聞かれたら、こう 答えています。

「あいつのものは俺のもの。俺のものは俺のもの・・・  あいつが困っているのなら、それは、まぎれもなく 俺の問題なんだ・・・」

かれこれ40年も前から、こんな生き方を続けている次第です。「ONE FOR ALL & ALL FOR ONE! 」・・・ そして、今日もまた「先生って、ホントにバカですよねぇ・・・ いつまで青春 やってんだか・・・」と 自分の周りにいる人たちから、半分以上 呆れ顔をされながら「ホメられて」しまった次第です。ナハハハハハ・・・

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