「加納 光」の Blog

「ふと感じたこと」



2016.03.18

優しさ

By Kanou Hikaru

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お父さんとお母さん

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50代なかばの「業績向上の人材育成コンサルタント&業績向上ビジネスセミナーの講師」言わば「うまくいく勉強会の せんせぇ」という仕事をしている「おっちゃん」には、これから日本を背負って立つ若い人たちに理解しておいてもらいたいことがあります。

「どんな上司の元で働きたいですか?」「どんな先輩の元で働きたいですか?」という質問を若い人にすると、必ず「優しい人」という答が帰ってきます。「優しいって、具体的にはどういう意味?」とさらに質問を続けると・・・

「サボっても怒らない人」「手抜きしても叱らない人」「イヤな(面倒な)仕事を依頼しない人」「遅刻を許してくれる人」・・・ といった返事が返ってきたりして、ビックリしてしまいます。ここに書かれた答は、すべて「社会人失格」のものばかり、そんなことを許す大人は1人もいません。

そもそも「優しい」の意味を大きく間違って受け取っていらっしゃるように思います。「優しい」と「甘い」は、まるっきり意味が違います。「サボっても怒らない、あなたに甘い先輩や上司」は「あなたがクビになっても自分が嫌われなきゃそれで良い」と思っている人です。こういう人は「優しい人」ではありません。

さて、ここに「2枚の紙」があると思ってください。「1枚」は「優しい紙」、もう「1枚」は「甘い紙」です。どちらの紙にも「表と裏」があります。どちらの紙にも表には「お母さん的」、裏には「お父さん的」と書いてあります。優しさにも、甘さにも「女性的なもの」と「男性的なもの」があるのです。

男性だからといって、全ての男性が男性的かというと、そうではありません。同じように、女性だからといって全ての女性が女性的かというと、そうではありません。男性にも「女性的な優しさ」を持つ人もいれば、女性にも「男性的な優しさ」を持つ人だっているのです。

「優しいお母さん的な先輩や上司」の「優しさ」とは「心がゆったりしている」「愛情が深い(困った人を放っておけない)」「対応が穏やかで、暖かみがある」「素直である」「上司や先輩を尊敬している」「どちらかと言えば寡黙である」こういう人が、一般的に「優しい人」と呼ばれているようです。

「心がゆったりしている」のは「仕事は間違ったことしか覚えられない」と仕事のことが解っているからです。「愛情が深い(困った人を放っておけない)」というのは「自分のこと、自分の都合を後回しするのが仕事の基本」と理解しているからです。

「対応が穏やかで、暖かみがある」のは「自分の実力の120%以上を出そうとガンバること」が「仕事の基本である」と理解しているからです。「素直」というのは「自分より優れた人の仕事に感動し、自分が優れた人より劣っていること」から逃げない強さがあるのです。

「上司や先輩を尊敬している」のは「仕事をする人間」としては「当たり前のこと」です。「どちらかと言えば寡黙」なのは「困った人」が周りに登場するまでは、ルーチンワークを確実にこなしながら出しゃばっていないということです。

こういう「優しいお母さん的な先輩や上司」は「優しい後輩や部下」と波長が合います。「優しさ」が足りない人とは波長が合わないのです。これとは逆の人がいます。それが「見かけは優しいけれど、まるで優しくない人」です。

「心がゆったりしている」わけではなく「自分に関係ないことには無関心」、「愛情が深い」わけではなく「困った人がいると、面倒に巻き込まれたくないと逃げていく」、「対応が穏やかではあるけれど、思いやりが足りない」、「自分の負けを認めない。相手の勝ちを認めない」「上司や先輩をバカにしている」・・・

こういう人が「あなたに嫌われないように」対応することがあります。そういう人が「他人に甘く対応しているけれど、実は、ちっとも優しくない人」です。面白いもので「類は友を呼ぶ」のです。こういう先輩や上司は不景気になるとリストラの対象となります。そういう先輩や上司と仲良くしている「あなた」も対象になります。

「優しいお父さん的な先輩や上司」の「優しさ」は、実にシンプルで「正直(素直)」「誠実」「実直」「知恵がある」「古きからの道理を知る」「道を極めようとする」という6つの要素から成り立っていると言います。

「正直」は「自分の負けを素直に認める」「達人の勝ちを素直に認める」ということも含まれるのですが、基本的には「言葉にウソがない」ということ「言葉にプライドを持っている」ということです。陰口を言ったりしない・・・ということも含まれます。

「誠実」は「まじめ」とは違います。誰かに言われたことだけやるのが「まじめ」なら、誠実は「自分が決めたこと」はトコトンやる・・・という意味です。学校時代は「まじめ」のレベルでOKでも、社会に出たら「誠実かどうか」が問われるのです。

「実直」は、カンタンに言えば「イイワケをしない」という風に考えてください。「知恵がある」は「知識がある」とは意味が違います。諸先輩の「技」を練習して身に付けているということです。「古きからの道理を知る」は「本当に役立つ実学を学んでいる」ということです。

「道を極めようとする」というのは「理屈」から学ぶのではなく「型」からパカになって懸命に取り組むという「日本人に最適な手法」で、自分の技を磨こうとしていることです。言ってみれば「昔かたぎの職人」といったところでしょう。

こういう人は「あなたが自力で生きる(稼ぐ)術」を、最短期間で伝えようとします。その分、普段は厳しいのですが、あなたがピンチになったら戦隊ヒーローのように「一生懸命に取り組んでいる人」を自分を犠牲にしてでも守るようになっています。当然、手抜きをする人を助けることはありませんが・・・

この「一生懸命に取り組んでいる後輩や部下」を自分を犠牲にして守ることが「お父さんの優しさ」です。こちらにも「甘い人」というのがいます。一生懸命に取り組んでいる「あなた」がピンチになった時に、知らん顔をして「自分には関係ない」という態度に出る人です。

優しい人は、優しい人と波長があいます。「優しいお母さん的な人」は「優しいお母さん的な人」と「優しいお父さん的な人」と仲良くなります。「甘いお母さん的な人」は「甘いお母さん的な人」や「甘いお父さん的な人」と仲良くなり、陰にかくれて手抜きをして他人の陰口や悪口バッカリ言っています。

どういう人が成功するのか、どういう人が幸福になるのか・・・ それは、説明するまでもない話だろうと思います。問題は、あなたが「どちらの人と波長が合うか」・・・ はたまた「どちらの人と波長を合わせるか」・・・ということのみです。それで、自分の未来が決まってしまうのです。

この話・・・ 自分は甘く対応してもらっても、きっと大丈夫だろう・・・と甘い考えで動き自分の評価を落してしまった経験があり、その後「自分自身が優しくならなきゃダメだ」と行動を変えたことで、自分の評価が上がった・・・という経験がある大人にしか共感できない話かもしれません。

しかし「いいね!」をクリックする大人がいらっしゃった時には「このおっちゃんの話・・・まんざらウソでもないんだ・・・」と思ってください。この日記が、仕事も恋愛も何だか上手くいかない・・・と落ち込んでいらっしゃる方々の目にとまることを願って・・・

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