「加納 光」の Blog

「徒然に思うこと」




2016.05.15

テレビ

By Kanou Hikaru


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「言い出しっぺ」というルール


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久しぶりに日曜日=おやすみ にしたのですが、ちょっと 凹んでおります。というのも、テレビを眺めていて、どうも気持ちが悪いのです。不倫をしちゃった女性タレントと、公金で家族旅行をしちゃった行政の首長さんの話・・・

「あぁ、やっぱり加納さんも あの件について、色々言いたいんでしょう?」と思われては困ります。そうじゃないんです。この「報道の基準」というか「人間に対する評価の基準」というか、そっちの方に問題を感じてしまっているのです。

そりゃぁ 奥さんがいるってわかっている旦那と不倫しちゃダメですよ。当然、公金を私物化して家族を旅行になんて連れて行っちゃダメだと思います。それはそれ・・・ そこは、この主人公たちの「欠点」として受け止めるとして・・・

どうも いちいち気持ちがわるい。人間、短所もあるが 同じくらい 長所もある。基本的には「誰も」が「長所」と「短所」で「プラスマイナス ゼロ」・・・ 悪いところもあるけれど、良いところで活躍してもらおうよ!ってのが世の中の道理だ。

誰かに「マイナス面」がなければ「一緒に活躍する人」が出て来ない。自分の隣にいる人に不得意があるからこそ、自分が その「アナ埋め役」として主役になれる。それが社会ってもんだと思うが・・・ どうやら、そうじゃない。

それに、人間、誰かと自分を評価するときは「総合点」で あの人の方が凄いなぁ・・・ とか、自分の総合点の方が悪いから、まだまだ がんばらなきゃなぁ・・・とか、そういう風に思わなきゃ 世の中のバランスがとれなくなってしまう。

ところが どうだ? 今回の騒ぎは・・・ どっちも似たようなもんだ。「タレントとしての才能はあるが、不倫したから 全面的に全否定」、「行政の首長としての才能はあるが、公金を使い込んだから全面否定」・・・ と こういう騒ぎだ。

確かに、こういう「小学生みたいなこと」を言う人もいる。あの子は、国語と英語と算数と理科の点数は 自分より はるかに良いけれど、自分は社会のテストでは 彼に勝っているから、彼に負けていることには ならない・・・ なんて言い出す人も 確かにいる。

しかし、そんなことを どれだけ言っても「総合得点で負けている方が負け」というのは 誰が考えても理解できる話だ。今回の2つの騒ぎ・・・ どっちも同じだ。「これがダメだから 全面否定・・・」 この小学生の 負けてない言いワケ みたいな騒ぎ・・・

なんだか、おかしいなぁ・・・ と思っている。ニュース番組の解説者が 色々言ってはいるが、そんなことを思うなら 本人に直接言ってやりゃぁ良いじゃん。影でグチャグチャ言うのって、ただ「卑怯なだけ」だと思うけどなぁ・・・ 

大のオトナが、本人のいない場所で「あいつはタレントとしては優秀だが 不倫したから全面否定」と言うなら、それじゃぁ あなたが代わりに彼女の代わりを やれば? 言い出しっぺ♪ ・・・ これは ケチをつけた人が交代して手本を見せるってこと。そんなことは小学生でも知っている話だ。

「あいつは行政の首長としては優秀だが 公金を使い込んだから人間として失格」と言うのなら、それじゃぁ あなたが代わりに 彼の代わりをやれば? そういうケチをつけるって「言い出しっぺ♪」になるってことだろう? と 単純に思ってしまうわけだ。

何か 1つダメなら人格まで全面否定するという 今回の小学生の「自分は社会の点数だけは ○○ちゃんに負けてない。○○ちゃんは社会のテストの点数が悪かったから 全面否定だ!」と騒いでいるような話と、ちっとも変わらない。

オトナが こんなことやっていたら、働き始めたばかりの成年たちも、これから未来をしょっていく子どもたちも「失敗しながらバージョンアップして活躍する」ってことが バカらしくなっちまうだろうに・・・ なにを おバカなこと やっているんだろう?

と、こんなことを考えている日曜日の昼下がり・・・
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