「加納 光」の Blog

「徒然に思うこと」




2016.06.14

自己改革

By Kanou Hikaru


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今、ビジネスセミナー講師が 最も注目している「女優」


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ビジネスセミナーというものは、学校の「お勉強」とは 内容が随分違っています。それは 学校の勉強が「知識」のみで評価されていたから。そして ビジネスの世界では「知識量」+「実践能力」+「反省能力」+「分析能力」+「発想能力」+「選択能力」+「判断能力」この7つの能力で総合的に評価されるから・・・

この違いは絶大です。1段階目の「知識」でけで良かったモノが、急に「7段目」までの総合評価になるからです。まず「どういうものか?」を知識として学ぶ。次に「実際にやってみる」・・・ この次のステップで つまづいてしまっている人も少なくありません。「わかっている」けれど「やったことさえない」・・・

こういう人は、ビジネスの世界では「初心者レベル」という扱いになります。次に「こんな自分じゃ ダメだ」というステップ・・・ この「自己否定」のステップで つまづいてしまう人もすくなくなりません。「うまくいかないのは才能がないから・・・」という言いワケで終わらせる。そうじゃないんです「まだヘタだから・・・」ほかに理由はないんです。

そのステージにまで登った人は「自分の どこがダメなのか? 上手にそこをクリアしている誰の その真似をすれば良いのか?」・・・ こういう風に「手本」を探すようになります。手本を見つけて真似をしてみる・・・ しかし、真似をしても なかなか うまくいきません。すると もっとバラバラにして ひとつずつダメな部分を穴うめしていこうとし始めます。

そうしているうちに「そうか! ここをこうやれば 自分のアナ埋めに使えるんだ!」と 色々な「アイデア」が浮かぶようになります。それは 妄想的なアイデアではなく 試行錯誤的な実践的なアイデアです。このステージに登ってきて、やっと「ホンモノの企画能力」が身につき始めます。しょぼくても 実際に使えるアイデアが どんどんあふれてくるのです。

次に「こうやってみようか?」「あぁやってみようか?」「こういう手もあるぞ・・・」と 色々と出てきたアイデアの中から「一番マシなもの」を「背理法で残していく段階」に入って来ます。良いモノを選ぶのではなく「悪いモノを採用しないように ひとつずつ確認しながら アイデアの多くをそぎ落としていく」・・・ これが「選択」の段階です。

こういうことを ドンドン繰り返しているうちに「こういう 時は こう!」と 今までの積み重ねをバックボーンにした「判断」ができるようになってきます。こうなった人は、いってみれば「達人級」・・・ そいういうことです。人間は、こうやってオトナの学びをしていくのです。

さて・・・ この学び・・・ 今「知識」「実践」の次の「反省」「分析」「発想」「選択」・・・ という段間に ポンと入ってきた女優さんがいます。「佐々木 希さん」・・・ もともと ルックスの良いモデルさん・・・ その人が ドラマなどに登場する度に「かわいい だけの ダイコン役者」と バカにされ続けていました。

「あれ?」と 私が感じたのは 昨年の映画「さいはてにて-やさしい香りと待ちながら-」に登場した シングルマザー役の 彼女を見た瞬間です。永作博美さんが主演の映画・・・ 支援している地元北陸「能登半島」しかも 「奥能登」という場所で撮影された・・・ という そっちの理由で見に行った映画だったのですが・・・ 佐々木 希さん の変貌に釘付けになりました。

この人・・・ 第三段階から うえに登って来た・・・ こういう様子・・・ ずっと ビジネスセミナーの講師を続けてきたから 見逃せないんです。気がつきたくなくても どうしても 気づいてしまう・・・ この段階まで 自分で上がれた人は、もうドンドン加速度がついて 自分を磨いていくようになります。

私どもの ビジネスセミナーの講師・・・ という仕事は、半 強制的に この段階まで引っ張り上げて、自分で自分を磨けるようになったら「じゃぁ あとはガンバって!」と 送り出す・・・ そういう仕事なもので、受講生の「そういう変化」には、本当に敏感になってしまっているのです。まぁ、いわば職業病のようなもの・・・

で、思うわけです。佐々木 希 さん・・・ モデルメインで お遊びで女優・・・ というポジションから「本気で女優」・・・というステージに足を踏み入れて 本気で自分磨きを始めた・・・ こうなると 彼女の演技は加速度的に上達していきます。今、私にとって もっとも旬な女優・・・ モデルではなく「女優さん」・・・ それが「佐々木 希さん」・・・

今までの「かわいい だけの 演技が下手なモデルさん」・・・ というイメージを払拭するまで、少々の時間が必要かもしれませんが、きっと「あれ?」と 周りの人たちが感じざるを得ない名作に出会って、一気に 周りのイメージが変わる・・・ そう確信している昨今です。ガンバって欲しい・・・ そう思っています。

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まず 売れる人を 育てる
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