「加納 光」の Blog

「徒然に思うこと」



2016.08.08

リストラ

By Kanou Hikaru

.

.

.

.

.
.

「リストラされる側」の責任

.

.
そもそも、肩を叩かれる人って、毎日何をやってきたのでしょう? 冴えない顔をしてゴニョゴニョやっているものだから「退職金を2倍出すからどう?」などと言われてしまうのです。
 
情けないことに「退職金を倍に」と聞いて、奥さんと相談するバカもいるようです。そんなことだから「足もと」を見られてしまうのでしょう。会社も情けないなら、40代、50代も情けない・・・
 
「首を切ればすむ」と思う企業と、「退職金を2倍もらえれば得」と考える40代、50代・・・ 
 
そこに「働き続ける」という「最重要な核心」や「努力」が存在していないのです。こんなことをする一方で「CS」だの「顧客満足」だのとおっしゃる企業側・・・
 
そんなことをやっていて、本当に「お客さまが満足する企業活動」ができるのでしょうか? 人生の大ベテランがおっしゃる通り「双方が反省しなければならない」・・・ そんな気がしてなりません。
 
1971年に起こった「ニクソンショック」による突然の円高不況。1973年に起こった「第1次オイルショック」による突然の物価高不況。
 
1979年に起こった「第2次オイルショック」による、さらなる物価高不況。1985年に起こった「為替レート安定化調整」のための「プラザ合意」による、突然の円の高騰・・・
 
 1990〜1992年に起こった「バブル経済の崩壊」による株価の暴落、不良債権の処理問題。みなさんご存知のリーマンショック・・・
 
前回ご紹介した人生のベテランのお爺さんにしてみれば、1930年ごろの世界的な恐慌を体験し、1940年代に、貨幣価値が「1/100」となった戦後のインフレまでも体験しているのです。
 
「100年に1度のリーマンショック」などといわれていますが、きちんと調べてみると「100年に8回目の不景気」です。
 
そして、そういう「不景気」がやってくる度に「本当の商人の時代」「本当のプロフェッショナルの時代」がテーマとなり「経済の巻き返し」が行われてきていたのです。
 
テレビ番組やニュースなのでは「100年に一度の不景気だ。いったい、どう対応すれば良いのだ?」などと言っているのですが、12〜13年に一度、毎回同じことが行われてきたのです。
 
じゃぁ「巻き返しかた」を理解している先輩に聞けば良いじゃないか・・・ と思う一方で、そういうノウハウを持った「諸先輩がた」の肩を叩いて、企業から追い出している現状・・・ 一体全体、世の中は、どうなっているのでしょうか?
 
毎回恒例・・・ 最近でも「また」・・・「本当の商人の時代」「本当のプロフェッショナルの時代」と言われ始めました。
 
私は、大変「よい傾向だ」と感じております。多少「商人訓」めいていて、抽象的で、ぼんやりしている点は否めません。
 
しかし、全体として「商人として、商売熱心に」という点をクローズアップしたテレビの特集などをやっていますが、そういう番組を見る度に「それはそうだ・・・」と納得してしまうのです。
 
1975年ごろは、スーパーマーケットの登場により「商店街」が活性しました。その時は「商人らしく、商売熱心にやろう!」がスローガンになっていました。
 
1980年ごろは「顔の見えるサービス、アフターサービス」がスローガンになり「街の電器店」などが活性していきました。
 
1985年以降は「顔の見える人へ、顔の見えるダイレクトメール」がスローガンになり「コムサデモード」などが急成長しました。
 
1995年頃は「動態検索によるワンツーワン・マーケティング」がスローガンとなり「顧客管理対応・会員ポイント・カード・システム」が全国に普及しました。
 
結局、こういう風に不景気になる度に「マネジメント・セールス」が「個人アプローチ・セールス」へと変っていくのです。
 
毎回、毎回・・・ 確かに、その度に「業種」や「業態」といったものは進化し、古いものは淘汰され、新しいものが成長するといった形になります。
 
結局のところ「本当の商人」が「商売熱心」に企業活動に取り組んだ企業が成長し、何とか今までどおり景気の良かった頃と同じ形で周りが変らないだろうか・・・などと考えている企業から順番に淘汰されていった・・・ということが、延々と繰り返されているだけです。
 
毎度お馴染の「人間が商売をする不景気の巻き返し時期」がやってきました・・・ まったく「リサイクル回収屋さん」が突然家の前を通り過ぎるのと同じような話です。
 
確かに、その時代、その時代によって少々違うところもありますが、それは、個々の時代の「業種業態の変化」によるものでしかありません。
 
とにかく「組織だって商売をする時代」では業績が上がらない・・・ 「セールスマンや販売スタッフが個人個人の技量と誠意のレベルで、お客さまの要望に応えていく時代」が、またやってきた・・・というだけのような気がしています。
 
「商人の時代」「プロフェッショナルの時代」・・・ すなわち「個人の能力の時代」・・・ 「個人の復活」・・・ 
 
毎度お馴染のパターンから考えていきますと、私は「40代、50代の肩たたき」などが起こっていること自体、まったく時代の逆行だ・・・と感じてしまうわけです。
 
特に「セールスの世界」においては「人が人にモノを売る」という「人間学の神髄」にふれるポイントを日常的に押さえていく必要があるのです。
 
普通に考えれば、40代、50代は「人間学としての円熟期、完成期」であるといえるでしょう。「20代の商品学」「30代のセールス学」「40代の人間学」「50代の達人」・・・
 
「プロ意識」を意識しない、通常業務が「プロ意識で行われる企業体質」づくり。 「企業の哲学と実践に差違がないセールス体質」づくり・・・ 
 
インターネットを含めた、現代の「セールス」に対しての業績不振の根源には、「ベテラン・セールスマン」が活躍ができないことによる、「人情」や「色気」や「美しさ」の不足があるように感じてなりません。
 
前回の投稿でご紹介した「老人介護施設で出逢った御年90歳を越える人生の達人」も、私の手元にある「最終購買者(エンドユーザー)」に対する「不満アンケート調査の回答の核心」も、結局「同じところにあるのだなぁ・・・」と、妙に納得しているのです。
  
  
(つづく)


..

2016.08.04-075
2016.08.03-074
2016.08.02-073
2016.08.01-072
2016.07.20-071
2016.07.03-070
2016.07.02-069
2016.07.01-068
2016.06.30-067
2016.06.29-066
2016.06.28-065
2016.06.27-064
2016.06.24-063
2016.06-22-062
2016.06.21-061
2016.06.20-060
2016.06.17-059
2016.06.16-058
2016.06.15-057
2016.06.14-056
2016.06.12-055
2016.06.11-054
2016.06.10-053
2016.06.08-052
2016.05.15-051
2016.05.03-050
2016.03.26-049
2016.03.26-048
2016.03.25-047
2016.03.24-046
2016.03.22-045
2016.03.21-044
2016.03.20-043
2016.03.19-042
2016.03.18-041
2016.03.15-040
2016.03.14-039
2016.03.13-038
2016.03.11-037
2016.03.10-036
2016.03.09-035
2016.03.08-034
2016.03.07-033
2016.03.05-032
2016.03.01-031
2016.02.29-030
2016.02.27-029
2016.02.25-028
2016.02.23-027
2016.02.21-026
2016.02.18-025
2016.02.17-024
2016.02.16-023
2016.02.15-022
2016.02.12-021
2016.02.10-020
2016.02.08-019
2016.02.06-018
2016.02.05.-017
2016.02.04-016
2016.02.03-015
2016.02.01-014
2016.01.28-013
2016.01.26-012
2016.01.25-011
2016.01.24-010
2016.01.20-009
2016.01.18-008
2016.01.15-007
2016.01.13-006
2016.01.12-005
2016.01.09-004
2016.01.07-003
2016.01.06-002
2016.01.05-001

まず 売れる人を 育てる
それが 成功の秘訣



加納光のblog_マーケティングメモ

加納光のblog_徒然に思うこと

フェースブック



事務局へのお問合せ お申込み

ページの先頭へ